眼科学にも、眼鏡学にも、あるいは視覚学にも存在しない、オプトメトリーのBehavioral(行動)Optometryの概念による、私たちの「見る」についてお話しさせていただきます。今後の我が国のビジョンケアにとっても大切な意味を持つものであると考えられますと同時に、メガネを作る上に於いても重要な指針を提供してくれるものではないかと考えます。
色の知覚は人の持つ重要な機能であり、そのメカニズムもほぼ解明されてきている。ただ、色の知覚には個人差があり、男性の20人に1人、女性の500人に1人は色覚の特性が他の人たちとは異なっていることが知られている。色覚をめぐる社会の対応も変わってきており、平成28年4月からは色覚検査を希望する児童生徒は学校で色覚検査を受けることができるようになった。今回はこのような色覚の特性と色覚検査の現状について解説したい。
日本眼鏡学会・第21期定時総会は、ランチョンセミナー終了後に同会場にて開催致します。
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